第16章 Don't be discouraged!
二宮side
「潤くんおかえり」
M:「ただいま。ってかまだみんないたんだ。
とっくに帰ったかと思ってた」
A:「翔ちゃんが帰ってくるまで
待ってようかなって…」
M:「あぁ…そうだよね。
確かにちゃんと、顔合わせてから
帰りたいよな。
俺もそのつもりだったしね」
「だから待ってるんです」
帰りは車だから俺は飲むわけにもいかず、
それはJも同じで、それに付き合うように
相葉さんも大野さんもノンアルで
残ったケータリングを摘まみつつ、
今日の功労者を待っていた。
しばらくして部屋のドアが開く音がした、
足音で誰なのかわかった俺ら。
嬉しそうな顔の大野さん。
相葉さんは荷物を手に取り、帰り支度。
Jも帰るのかな?
なんとなく荷物をまとめはじめていた。
O:「翔くん、お疲れ様」
いの一番で翔ちゃんに声をかけた大野さん。
S:「お疲れさま。
あれ、まだみんないたんだ」
ってすこし不思議そうな顔で
俺たちをみる翔ちゃん。
いや、そりゃいるでしょ?
なんにもなきゃみんなで帰るし
そうじゃなくても一声位はかけたいじゃん?
まぁ、今日のこのあとの予定を知らなきゃ
そうなるか?
そんなことを思ってたら相葉さんが
荷物片手に翔ちゃんと喋ってる。
嬉しそうな顔で風間と泊まりで出掛けるって
言ってる姿をみてちょっとイラっとした俺。
つい、対応が冷たくなるは仕方ないと思う。