第16章 Don't be discouraged!
二宮side
A:「どっちかって言ったらさ、
リーダーの【雨のち晴れ】の方が
太陽じゃない?」
「相葉さん、それをいうなら
【曇りのち、快晴】でしょ?」
A:「あっ…ごめんリーダー」
素直に手を合わせる相葉さん。
O:「ふふ、別にいいよ。
おいらだってたまに間違えるし」
「翔ちゃんいなくてよかったね?」
O:「えー翔くんそんなことじゃ
怒んないよ?」
「貴方に関わることだと途端に
狭量になるから…翔さん」
O:「そんなことないって」
M:「あっ!」
それまで黙ってたJが突然大声をあげた。
M:「そっかぁ、きっとそうだ…」
O:「松潤?どうしたの?大きな声出して」
M:「ん?ごめん。ずっと考えてたの。
太陽ソング。
なんでこの曲なんだろうって」
A:「え?わかったの?」
目を輝かせて潤くんを見る相葉さん。
M:「うん。俺たちのドラマの主題歌。
ニノは俺がしやがれのコーナーで使って
ソコソコの尺、流れたでしょ?」
O:「troubleキャッチは翔くんだ」
M:「うん、そう。
で、このあと雅紀のと智くんのと俺の
ドラマの主題歌でしょ?」
「さすが、名探偵!」
M:「『じっちゃんの名にかけて!』
ってやらせんなよ」
A:「あっ今日ってさ、もしかして
金田一全員集合だったんじゃない?」
相葉さんがスゴい発見をしたかのように言う。