第16章 Don't be discouraged!
二宮side
まぁ、私も大人ですからね…。
「相葉さんありがとう。
楽しみに待ってますよ」
にっこり笑ったらちょっと怯えた目を
しやがるから当然のごとく
脇腹を抓ってみた。
A:「痛て!
なにすんだよ、脇、やめろよ」
M:「ほら、兄さんたちはじまるよ?」
Jがタイミングよく声をかけてくれて…。
4人して釘付け。
気がつけばみんな軽く踊ってるし…。
刷り込みって怖いな。
兄さんたちのパフォーマンスを
見終わって…。
進行表をみるとそろそろ着替えないと
まずいから3人に声をかけた。
O:「うわっ!もうそんな時間?」
「うん、そんな時間ないよ」
A:「ねー、monsterのさ、
振り確認したいんだけど」
O:「んじゃ、リハ室行く?」
A:「リーダー付き合ってくれるの?」
O:「いいよ~。体暖めたいし」
「じゃ俺も行く」
M:「じゃ俺も行く!」
ANO:「どうぞどうぞ!」
M:「ばーかっ!なにネタやってんだよ」
ケラケラ笑いながら歩く俺たち。
リハ室に入って音、かけながら相葉さんが
不思議そうに言う。
A:「あのさ、このメドレーどこがどう
太陽なんだろう?
monsterなんて
もろ、夜!って感じじゃない?」
O:「確かにそうだよなぁ」
大野さんがうんうんって頷く。
頷きながらも体は動いてる。