第16章 Don't be discouraged!
二宮side
井:「怪しいって失敬だな。
んじゃ、剛が相手してくれんの?」
森:「ばっかじゃないの?
既婚者がどの面下げていうかな?
あんまり馬鹿なことやってると、
お宅の嫁に言うよ?」
井:「剛くん、剛さま、それだけはヤメテ!
ね?お願い」
三:「剛、よかったね!
井ノ原くん旨いもん
ご馳走してくれるってよ?」
森:「そんときは健も岡田も一緒ね?」
岡:「ごちになります!」
井:「お前らなに勝手に決めてんだよ」
三:「安い口止め料でしょ?
だいたい、井ノ原くんがちょっかい
出すのがいけないんじゃん?」
井:「嵐は特別だからいいの!」
森:「嵐だけ?俺らは?」
井:「お前らはもっと特別!」
4人がそんなやり取りをしている間に
長野くんがそっと潤くんの腕を引き
その輪から離脱させる。
長野くんと坂本くんが潤くんのことを
俺たちのところに連れてきてくれた。
坂:「松潤、わるかったね?
あいつら嵐好きすぎてさ」
困った顔の坂本くん。
長:「あとでちゃんと、叱っておくからね。
許してやってね?」
坂:「ほんと、健は自由人だからなぁ」
O:「いや、あの…こっちこそ
ありがとうございます。
助かりました」
長:「そう?それは良かった。
確かに岡田たちだけならまだしも
井ノ原くんまでいると大ちゃんも
行きづらいもんね?」
O:「はい…」
頷く大野さんに不思議そうな顔の坂本くん。