第16章 Don't be discouraged!
二宮side
三宅くんの行動に再び凍りついた控え室。
最初に動いたのはKAT-TUNの中丸。
傍にいた亀梨に「時間」って一言言った。
それを契機にKAT-TUNの4人が動き始める。
亀:「すいません、時間なんで…。
お疲れ様でした!」
これから出番なのに明らかにおかしい
挨拶をして部屋を出る。
中:「ほら、二人とも!行かないと!
すみません、お先です!」
中丸が上田と田口の背中を押す。
押された二人がその場で物凄い角度の
お辞儀をすると、次の瞬間、走り出した。
村:「うわっ、あいつら…。
言うだけ言って逃げよった」
関ジャニ∞の村上が呆れたように言う。
横:「せやかて、しゃーないやろ?
奴等も出番なんやろ?」
関ジャニ∞の横山がしたり顔で呟く。
森:「健ちゃん、潤、固まってるよ?」
三:「ホントだ、可愛い」
岡:「可愛いとか言って放置すんなよ、
潤、かわいそうじゃん」
カミセンの3人に囲まれてるJ。
どうしようかと大野さんを見る。
相葉さんも大野さんの腕を掴んで
困った顔をしている。
そんな俺たちを見てるのか見てないのか
井ノ原くんが加わる。
井:「じゅーん?どうした?
悪いお兄さんたちだよな、ホント。
慰めてやるからこっちおいで」
潤くんの肩を抱いて歩かせようとする
井ノ原くんを剛くんが止める。
森:「悪いお兄さんって井ノ原君の方が
数倍妖しいじゃん」