第16章 Don't be discouraged!
二宮side
松:「ほら、仲直り」
そう言って松兄が潤くんの手もとって
二人を握手させる。
国:「松潤ごめんね」
M:「いや、俺こそ」
そう言ったJの腕を引いた太一くん。
そのままJの頬にキスをした。
驚いて絶句した俺たち。
一瞬、時が止まる。
国:「ごちになりました!」
どっかで聞いたことある台詞を吐いて
ダッシュで控え室を出る太一くん。
松:「おまっ!待て太一!
潤ごめんな、智、あと頼んだ!」
太一くんを追っかけながら、
潤くんに一言謝って松兄が控え室を出ていく。
長瀬くん、山口くん、城島リーダーが
俺たちに「ごめん!」「わりぃ」
「すまんねぇ」って言いながら
そのまま出ていった。
余りのことに、なにも言えないまま
見送った俺たち。
暫く茫然としてた。
そこにV6の面々が表れて、
止まってた時間が動きだした。
三:「どうしたの?お前ら。
やけに大人しくない?」
井:「ねーねー、なんかあったの?」
その問いに空気を読まないKAT-TUNの田口が
見てたことをペラペラ話す。
「お前、なに思いっきり
しゃべってんだよ!」
田:「いや、先輩が聞いたら話すでしょ」
「馬鹿!俺らも先輩だっつうの!」
A:「そういう問題じゃないと思う…よ?」
相葉さんのつっこみにイラッときて思わず
引っ叩きそうにるのを押さえる。
そんな俺らを見てた健くんが何気ない顔で
Jに近づくと太一くんがキスしたのと
反対側の頬にキスをした。
Jが完全にフリーズした。