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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第16章 Don't be discouraged!


二宮side

部屋でケータリングをつつきながら
テレビをみてる。

翔ちゃんは途中、予定外のコメントを
話し始めたゲストにも上手く対処している。

まさに盤石って感じだった。

相葉さんも俺もそして大野さんも
時間が夕方に近づくごとに
テレビの前だけに居られなくなった。

当たり前だけどどんどん事務所の人達が
フロアーを埋めるようになって
あっちこっちに挨拶したりされたりで、
フロアー内を往き来することになった。

テレビの前から離れたくなかっただろうけど
どこの部屋もテレビには番組が映されてたし
大野さんもやっぱりリーダーだから
リーダーの顔で挨拶してた。

それをみてホッとしたような
無理をしてるのを見てるような
複雑な気持ちになる。

まぁそれでも俺たちプロだからね?
ここはリーダーらしくいてくれることに
感謝だよね?

相葉さんは相葉さんでメドレーのメンバーに
呼び出されて振りの確認をしに行ったり
後輩の食事になぜか付き合わされたり
マスコット状態。

最近、バラエティーとかで事務所の面々との
共演が増えてるせいかお声ががりの数が
半端ない。

そろそろ、本来の入り時間という頃に
ようやくJが俺たちの部屋に入ってきた。

M:「おはよーっす、あれ?ニノだけ?」

今日はフロアー内解放状態だから、
入りの挨拶から
外向きオフィシャル仕様のJ。

「おはよー。そう、ここには俺だけ。

 大野さんはTOKIO兄さんのところ。

 相葉さんは多分メドレーの振り付け確認か
 後輩グループの相部屋にラチられてるよ」

答えながらJの顔を見た。
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