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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第16章 Don't be discouraged!


二宮side

なにかやれば、
必ずなんらかの感想が生まれる。

好評も悪評も…だ。

もちろん、俺たちはそれで
お金をもらってる訳でだから
その評価は甘んじて受ける。

その覚悟がなければこの世界にはいられない。

そんなの分かりすぎるぐらい分かってる。

でもさ、悪評と悪口は別だと思うんだよね?

俺たちがデビューした頃と社会状況も
環境も大きく変わった。

昔はさ、ファンレターに悪口書かれたり、
コンサートで悪口の書かれたボードが出たり
ある意味可愛かったんだよ。

アンチの意思表示も…。

でもさ、インターネットが普及して
誰もがネットにアクセス出来るようになって
変わった気がする。

アンチの声がネットという場所から
物凄い大声で撒き散らされる。

昔のガセネタもネット上に浮いている。

誰もが匿名だと思って好き放題言いやがる。

それで傷つくやつがいるのに…。

潤くんが悩む原因になってるのは
それじゃないかと思ってる。

ネット上にあるファンの声。
悪意のある雑誌の記事。

文字だけの媒体は温度が伝わらないから
余計に傷つける。

好いことも悪いこともすぐニュースに
なるようになってしまったから…。

宮城のイベントも色々あって開演時間が
繰り上がった。

これがまた、あっちこっちで叩かれた。
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