• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第15章 Always thinking about you…


松本side

「つまり、事務所と局の
 大人同士の事情ってやつ?」

N:「うん…。そんな感じじゃないかと…。
  そんなもんに振り回されるこっちは
  いい迷惑ですがね」

「次の番組がどんな番組になるのか
 わかんないけど…
 なんで翔さんなんだろう?」

N:「まぁ憶測ですけどねぇ。
  翔さん、事務所の幹部候補とか
  言われてるじゃないですか?

  本人の気持ちは別として…。

  だから将来のために
  恩でも売っときたかったんじゃない?

  まぁ完全に裏目に出たと
  思いますけどね?」

「どういう意味?」

俺は分からなくて素直に聞いてみた。

N:「だってねぇ…。
  この件で大野さん、あれでしょ?

  あの人隠す気みたいだけどあの熱が
  翔さんが戻るまでに
  下がるわけないでしょ?

  まぁ、間違いなくばれるよね?
  私たちが言わなくても…。

  あの人のことになると人が変わる
  翔さんがなにもしない訳ないでしょ?

  局がすり寄ってきても…ねぇ?」

和がものすこーく人の悪い顔をして言う。

N:「もちろん、私もね…」

「うわっ怖っ」

でもまぁ気持ちはわかるなぁ。

「こんなことがあると痛感するよな。
 まだ、頂点に立つてないって…。

 まだまだ頑張らないとね?」

N:「確かにね、そう思うよ」

「さて、俺、智くん、見てくるね?
 和どうする?」

N:「今日のミーティングは無理でしょ?
  事務所に連絡しとく。

  あっあと、相葉氏にもね?

  終わったら今日はのんびりしよ?

  Jもね?」

「悪い、頼むね?

 そんでもって今日はのんびり過ごすか?」

リビングで和と別れて
智くんの部屋に向かった。
/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp