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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第12章 tie me up… tie you down…


大野side


S:「くっ……さとしっ……
  いきなり…締め付けるなよ」


翔ちゃんの眉間にしわが寄る。


「あっ…だって…んんっ…」


S:「そろそろ…俺も…ヤバイっ…
  智…いい?」


頷くしか出来ないおいらに
翔ちゃんの動きが速くなる。

おいらの一番いいところを
何度も衝いてくる。

翔ちゃんの逞しい腕を掴み
激しい嵐に耐える。


「あっ…あっ…んっ…しょっちゃ…ふっ…
 しょう…あぁ……ダメっ…
 もぅ…イキたい…
 しょっちゃ……いっ…しょにっ…
 …イキたいっ」


うわ言のように
翔ちゃんの名を呼びながら願う。


S:「さとし……んっ…くっ…いい…よっ…
  俺も…もぅ…ダメっ……
  いっしょにっ…」

翔ちゃんの手がおいらのモノを掴み、
追い上げるように手を動かす。


「あぁ…もぅ……あんっ…しょうちゃ…
 イク…ぃくっ」


S:「んっ……さとしっ…さとしっ…
  んんっ…クッ」


ふたり、ほぼ同時に果てて
そのままベッドに沈む。

翔ちゃんの躰が離れる。
僅かに出来た隙間が切なくて
翔ちゃんに抱きつく。

翔ちゃんの大きな手が髪を撫でる。

顔をあげて翔ちゃんの顔をみて、
目が合って…。
色々思い出して恥ずかしくなって
翔ちゃんの胸に顔を埋める。




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