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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第2章 甘いkiss


櫻井side


無事に今日の生放送も終わった。

このあと軽いミーティングして…。

その前に一旦楽屋だな。
まだミーティングまで時間もあるし。

ネクタイを緩めながら楽屋に向かう。

楽屋のテーブルに置いてたスマホに
着信のサイン。

ニノと相葉くんからだ。
二人とも今日は
同じテレビ誌の取材だったよなぁ
と思いながらメールを見る。

二人とも別々で
今夜はマンションに行くって…。

あれ、確か松潤も今日はマンションって
言ってた気がする。

ってことは智くん一人で家にいる?

うわーこれは…なるべく早めに帰らないと…。
出来るならミーティング、ブッチしたい。

って出来るわけ無いけど。

とりあえずなるべく早く終わらせなくちゃ。

そんな思いが通じたのか?
今日のミーティングは早めに終了。

さて、帰ろう!って思ったのに…
こういうときに限って捕まる。

あぁ、もう!

しかし、俺も大人だからそんな苛立ちは
おくびも出さず対応する。

そしてまぁ、
別に今日じゃなくてもいい内容に
そろそろ限界って思ったところで
話は終わった。

楽屋に戻り、
着替えもせずにそのまま車に乗り込む。

深夜だから道は空いているのがありがたい。

ようやく家に着いたのは
夜中の3時を回った頃だった。
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