• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第11章 Sweet remedy


櫻井side


俺らの話が終わるのを見計らったように
携帯が鳴る。

潤からで『あと10分ぐらいで戻る』
っていうメール。

潤には『わかった』ってメール入れて、
智くんたちに伝える。


O:「翔ちゃん、ニノ!ゴメン、手伝って~」


N:「はいよ?で、なにやればいい?」


すたすたとキッチンに向かうニノ。


O:「取り皿とかお箸とかお願いしていい?」


N:「グラスはどうする?」


O:「うーんどうしよう?そこはなりゆきで」


N:「翔さん飲むの?」


「ビールあったっけ?」


A:「ビールは売るほどあるよ」


そう答える相葉くんの手元にはビールの缶。
ニノが目ざとくみつける。


N:「あ~、まーくんフライング?
  一人でズルくない?
  普通、飲む前に声かけない?」


A:「だって和、ドラマ中じゃん。
  撮影、明日もあるんでしょ?
 
  そういう日は飲まないじゃん」


N:「いや……確かにそうだけど。
  でも、さぁ!」


「まぁいいじゃん?ね?
 雅紀も疲れて帰ってきたから
 飲みたくなったんでしょ?」


O:「ふたりともイライラしないの。
  けんかはよくないよ」


N「喧嘩じゃないし…」


頬っぺたを膨らますニノ。


M:「ただいま~!…ってどうしたの?
  この空気?」


タイミングがいいと言うべきか
悪いと言うべきか…?
潤が帰ってきた。


/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp