• テキストサイズ

しあわせはここにある【気象系BL小説】

第9章 Rely on me


大野side


M:「お待たせ!」


そう言って戻って来た潤くんが
手にしていた袋を空いている助手席に置き、
再び車を走らせた。


M:「翔くんも智くんも
  寝てて大丈夫だからね」


こういうところが本当に男前だと思う。


M:「まぁ道も空いてるし
  すぐつくと思うけど」


マンションまでの短い時間に
今日の収録の話になった。


S:「今日は予想以上に早く終わったね。
  正直、助かったよ」


「みんな集中力、高かったもんね」


M:「いや、ほんと、
  早く終わってよかったよ。

  てかVSの収録じゃなくって良かったね」


S:「それは言えてる!VSだったら
  シャレになんなかったと思うよ。

  間違いなくグダグダだったと思う」


「ほんと、そうだよね」


なんて言ってる間に
翔ちゃんのマンションについた。

車を降りると、
潤くんが運転席から出て来て
助手席の袋をおいらに差し出す。


M:「智くん、これ、持ってって」


「なにこれ?」


M:「食べるもん、ないでしょ?
  簡単に食べれるもの、作っといたから、
  あっためて食べて」


「うわっホントに?
 潤くん、ありがとう!」


S:「これ、わざわざ作ってくれたの?」


M:「今日、ちょっと時間があったからね
  たいしたもんじゃないけど食べて。
  で、はやく元気になってね!」


そう言って車に戻る潤くん。


S:「ありがとう、ほんと助かったわ」


「ありがとね!
 翔ちゃんが元気になったら家に帰るから」


M:「もうさ、
  見送りとかいいから早く休みなよ。
  智くんも無理しないでね。

  じゃ、またね」


潤くんは華麗に去っていった。


/ 1081ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp