第1章 日常
大野SIde
ここはおいらたち5人が住む家。
いわゆるシェアハウスってやつかな。
この形で住むようになって
もう10年になる。
でもこのことを知っているのは
事務所でも上の方の人たちぐらい。
おいらたちはそれぞれ別々に
マンションもあって表面上はそっちが
自宅ってことになってる。
友だちを呼んだりするのは
そっちのマンションの方で…。
この家のことは本当にTop Seacret
それには理由があるから…。
メンバー以外には教えられない
秘密があるから…。
みんながやたらに心配するのも
きっとそれが原因。
S:「智くん?どうしたの?
お鍋、もう食べれるよ。」
やべっ、早く着替えなきゃ
「あ、すぐ行く!」
おいらはダッシュで着替えて
リビングに向かった。