第7章 MELE KALIKIMAKA ~メレ・カリキマカ~
相葉side
M:「雅紀、疲れてない?」
潤くんがシャンパンの入ったグラスを
片手にこっちに来る。
「全然。こんな嬉しいことないじゃん?
疲れなんて全部ぶっ飛んじゃったよ」
M:「楽しんでくれた?」
「もちろん!
これって全部潤くんプロデュース?」
M:「うーん全部ではないかな?
下見とか智くんと一緒にしたし、
手配とかは翔くんにお願いした
部分もあるし」
「よく押さえられたね?こんな部屋?」
M:「つかえるコネ、全部使ったからね。
雅紀、誕生日おめでとう!」
潤くんはそう言って
シャンパンをひとくち口に含むと
そのまま俺にキスをする。
口移しで飲んだシャンパンは甘かった。
「潤くん、ありがとう」
潤くんを抱きしめてキスをする。
M:「俺、明日、生放送入ってるから
悪いけど先に休むよ」
そう言って潤くんもベッドルームに
消えていった。
残っていたのはミニスカサンタの和だけ。
N:「まーくん、誕生日おめでとっ」
そう言って抱きついてきた和。
やっぱり可愛い。
「和、ありがとう」
耳許で囁く。
N:「まーくん、今日はだめだよ。
プレゼントは後日ね?」
そう言って可愛く微笑む。
「いくらなんでもみんながいるところで
手は出さないよ」
そう言って和の頭を撫でる。
N:「相葉さんにしては
お利口じゃないですか?」
いつもの上から目線でいう和が可愛い。