第7章 MELE KALIKIMAKA ~メレ・カリキマカ~
大野side
翌日、相葉ちゃんのバースデー。
俺たちは、計画を決行するするために
それぞれ準備をして
都内某所にあるホテルに集まる。
事前にお願いしてたように、
到着前に連絡したので
スムーズにチェックイン。
早速、最上階のスイートに移動した。
「相葉ちゃん、喜んでくれるかな?」
M:「絶対よろこぶと思うよ」
N:「翔さん、覚悟出来てます?」
S:「ねぇほんとにやるの?」
「翔ちゃん、まだ言ってるの?」
S:「だってさぁ…」
「しょうがないなぁ…。
絶対ごねるとおもったからちゃんと
翔ちゃんには別の用意しといたよ」
S:「さすが智くん!」
満面の笑みの翔ちゃん。
別にいいけどね?
最後にはきっちりやって
もらうつもりだから。
M:「とりあえず、準備しちゃわない?」
N:「お酒、冷蔵庫にいれとくよ!」
S:「あっ手伝うよ!」
M:「リーダー盛り付け、手伝って!」
「おうよ!」
M:「ケーキ、冷蔵庫に入りそう?」
S:「大丈夫だと思うよ。
めっちゃおっきいもん、ここの冷蔵庫」
潤くんが荷物の中から
ケーキの箱を取り出す。
「もしかして手作り?」
M:「そう、ほら前に番組でやったじゃん?
今日はクリスマスケーキは簡単に
手に入るけどね、バースデーケーキは
なかなかでしょ?
だったら作っちゃおうかな?
って思って。
最近、マンションのオープン替えたし」
N:「ほんと、Jって器用だよね」
「おいらもそう思う!」