第7章 MELE KALIKIMAKA ~メレ・カリキマカ~
相葉side
マ:「すいません、明日、みなさんオフって
伝えてたんですけど…
相葉さんだけ急遽、取材が…。」
「うそ?マジで?」
マ:「はい…。
デビクロくんが
海外行くじゃないですか?
ヒット御礼と海外の件で
単独取材を入れたいと…。
配給から連絡があって…。
ライブ明けですし明日は出来れば
避けたかったんですが、
先方の都合でどうしてもと…」
「そっかぁ。
うん、大丈夫。明日特に何もないし。
なんか会見ので言ったみたいに
なっちゃったね。
明日、オフの予定だったでしょ?
そっちは大丈夫なの?
お子さんとの約束は?」
マ:「お気遣いありがとうございます。
あるにはあるんですが…。
仕事…ですし…」
「場所とか内容とか事前に
教えてくれれば俺、自分で行くよ。
そしたら約束、守れるでしょ?」
マ:「ありがとうございます。
帰りの車のなかで説明しますね。
ほんと助かります!」
「ふふふ、いつも無理させてるし。
たまにはね?」
俺は帰りの車で詳細を聞いた。