第7章 MELE KALIKIMAKA ~メレ・カリキマカ~
大野side
潤くんたちと話した後、
おいらはニノを探す。
あっいた!
相葉ちゃんと話してるから、
すぐには話しかけられない。
こっちを向いた瞬間、目で合図する。
ニノは分かったと言うように手を動かす。
しばらくしてニノが来る。
N:「大野さんお疲れ~」
仕事モードで声をかけてくるニノ。
「ニノもお疲れ~」
N:「明日の件ですよね?」
声のトーンを落として聞いてくる。
「うん。翔ちゃん、
ようやくOKくれたから!」
N:「さすが、大野さん。
どうやって陥落したの?」
「陥落って…普通にお願いしただけだよ」
N:「それ、翔さんにとっては
普通じゃないと思うんですけど…」
「そっかなぁ?」
N:「まぁいいですけど、
あなたのそのお願いの仕方、
誰彼構わずやっちゃダメですよ。
冗談抜きで変なのが引っかかるから」
「誰彼構わずって…やらないし」
N:「だからその拗ね顔がまずいんですって!
ほんと、自覚ないんだから」
「じゃメンバーにならいい?」
N:「まぁそこは…ってなんの話ですか!?」
「えー脱線させたの、ニノじゃん!」
N:「で、話戻しますけど明日、
何時集合ですか?」
「チェックインが15時だって。
で相葉ちゃんには18時って
伝えてもらうことになってるよ」
N:「りょーかいです」
「あっ後で潤くん経由で連絡先教えるね。
着いたらそこに連絡して。
案内してもらえることになってるから」
あとで潤くんに声かけなきゃ!
なんかすごく楽しくなってきた!