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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第20章 Sweeter than SWEETS




何食わぬ顔でいつもの様に送迎車に乗ってまずドームへ。


「ねぇ、やっぱりさNHKからドームに移動する車に衣装、積んどいてよ」


ずっと思案顔だった松潤が運転してるマネージャーに言う。


「そうですよねぇ。

 何があるか分かりませんもんね。
 
 わかりました。
 リハ中に段取りつけときます」


「車、間違えないでよ?
 中継用の移動車だからな。

 この車に載せても意味ないからね?」


キリッと男前に言い切ったマネに潤くんが念押しするのはこのマネが案外抜けてるから…。


「潤」と翔くんが呼びかけて潤くんに耳打ちする。

それを見てたニノがニヤッと笑うのが見えた。

まぁ、多分、翔くんが、翔くんのマネに言って念押ししとくって言って納めたんだろうなぁ。

なんで案外心配性の松潤とあのマネが組んでるんだろう?

まぁ、僕とだとどっちもボケボケになっちゃうか…。


「ん?どうかしました?」


ニヤニヤしてたニノがちらっとこっちを見ながら聞いてくる。


「ううん、別に?着いたらすぐリハ?」


「予定ではね?

 まぁ、予定は未定でしょうけどね。
 出る人間が多いからね、カウントダウンは…」


ニノが軽くため息を吐いて言った言葉はやっぱり本当になった。

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