第20章 Sweeter than SWEETS
このツアーで2回目の東京3days。
楽屋で散々わちゃわちゃした後、みんなに少しあらたまって言ったんだ…。
「俺、頑張る!
できることなんてそんなに多くないけど…それでも…嵐の一員として、頑張るから…。
怖くなったら振り向くかもしれない。
見えない姿を探すかもしれない。
でもやりきるから…。
俺に…力を貸して?」
そこにあったのは悲愴な覚悟じゃなくて純粋なお願い。
それを分かったみんなは「当たり前だろ」って言いながら抱きしめてくれたり、頭を撫でてくれたり…。
最後には潤ちゃんからほっぺにチューされた!
びっくりした俺に少し照れたあと最高に男前な顔で「任せとけ」って…。
そう言われて…やっぱり俺、嵐でよかった、この4人と一緒に歩いてこれてよかったって思った。
そこからは真面目にリハしてスイーツ部もして…。
最高の気持ちのまま立ったステージはほんと最高で…。
気がつけはその勢いのまま、3日間のライブが終わってた。
MCでどれだけ紅白に触れられたって前みたいにプレッシャーを感じることはなくて…。
むしろみんなの優しさしか感じなかったんだ。