第20章 Sweeter than SWEETS
「んっ、んっ、あっ、やっ、だめっっ……でちゃぅっ、ひゃっ、もぅっ」
「いいよ、イって、出しちゃえっ
全部受け止めるから…ほらっ」
「あっ、さとっ、もぅ、もぅっ」
「んっ、いいよっ、まさっ」
雅紀の脚を抱えて最奥目指して突き上げた瞬間、雅紀の熱が弾けて…一気に締め付けられた俺もそのまま吐精した。
熱を吐き出して脱力した雅紀の中から、ゆっくりと離れる。
薄いゴムの中に吐き出したモノを始末して、気だるさを感じながらも相葉ちゃんの身体についた汗や体液を簡単に拭きとる。
ぼんやりした瞳で俺を見る相葉ちゃんが妙に幼く見えて…その頬にそっと口づけた。
「…いかないで」
「どこにも行かないよ…」
本当は風呂のスイッチを入れて来ようかと思ったけどやめた。
今は雅紀のことを抱きしめたいって気持ちが勝っちゃったから…。
そっとベッドに戻るとそのまんま後ろから雅紀のことを抱きしめた。
「なんか、着なくていいの?」
お互い素っ裸のまんまだったから聞いてみたけど、雅紀の首が横に振られた。
「そっかぁ…」
「うん…このまま…ぎゅってしてて?」
相葉ちゃんのかわいいリクエストを無碍にするなんて出来なかった。