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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第20章 Sweeter than SWEETS




今年はライブの日程との絡みの他にNHK側でリハーサルを4日間の日程組んだ関係でいろんなスケジュールがそれまで5人で司会をした時と変わってて…。

正直もういっぱいいっぱいで…。

いつもの面談も今回は俺と架純ちゃんだけ。
前はみんなといたのに…ってつい思っちゃう。

スケジュールの関係で何回かに分けてやることになってて昼過ぎから面談用の会場にいる。

架純ちゃんはこういったこと初めてだし、武田さんは生放送には慣れてるけどたくさんの芸能人をが相手にするのは初めてに近い…。

進行は任せられるけどトーク部分は俺がなんとかしないといけないから…できるだけ色々この面談で引き出さないといけないけど…元々人見知りなタイプの俺には難しくて…。

逆に出演者の皆さんに助けられつつ、終始緊張に包まれたまま面談を行っていた。


「相葉さん、有村さん、最後の方がいらっしゃいました」


スタッフさんの声にかぶるような勢いで…大好きな人たちの声が聞こえてきた…。


「お疲れ様でーす、嵐でーす!」


松潤がちょっとふざけた口調で挨拶してくる。


「え?相葉さん、まさか泣いてるの??
 
 そんなに私達が来たのが嬉しかったんですか?』


ニノの鋭いツッコミに何でもない素振りで目に滲んだ涙を拭いながら「んなわけないじゃん!」って答えてた。

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