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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第20章 Sweeter than SWEETS




珍しく演出に口を挟んだ僕にスタッフさんたちは驚いたようだけど松潤はわかってるよって顔で僕を見た。


「そうだよね…やっぱり俺たちは5人で嵐だから…。

 相葉さんがその場に居れなくても全員がその場にいるような形じゃないとだめだもんな。

 大丈夫、ちゃんと考えよう。
 あっ、あと移動関係もさ…大丈夫なの?

 ってか、そもそも間に合うの?」


「確かにそうだよな…。

 今年はありがたいことに…その…大トリな訳だし、最後の結果までNHKホールにいるわけじゃん?

 渋谷から水道橋まではそんな距離はないけど…」


翔くんが少し難しい顔でスタッフに確認を取ってる。

いつも車の後ろに乗ってるだけの僕にはイマイチ場所の関係がわからない。


「大野さん、これ」


ニノがスマホの画面を僕に見せてくれた、


「ここがNHKホール。

 で、こっちが東京ドーム。

 下道ならまぁ25分ぐらい、高速使えば15分ぐらいで着くんだけどね?

 問題は渋滞だよね…」


そんなみんなの言葉に思わず口から溢れる。


「やっぱり…やめたほうが…」


「いいえ、絶対大丈夫ですから!
 そこは安心してください!」


そういうスタッフさんに押し切られた。


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