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【ハイキュー!!】陽だまりの猫

第3章 5月




ああ、俺は研磨の事、勝手に子供扱いしてたのか。



「……悪りぃけど、それはできねえわ」


俺は寝癖のついた髪を、掻き上げながら答えた。


「ふーん。…知ってた」


研磨はどうでも良さそうなフリをして、そう答えたように見えた。


「…話が終わりなら、俺は戻るぞ」

そう言って歩き出すと、研磨はスマートフォンに視線を落としたまま俺の後ろを着いてきた。
その距離は近いようで遠く感じた。


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