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Ree〜リー〜

第2章 別人との再会






爽やかな青空。


爽やかな風。


さわさわと気持ちのいい音を立てる木々。



その許に、金髪の美少女。

少女が放つ存在感は異様で、とてもこの世の者とは思えなかった。

木陰に、眩しい程に白く長い脚を投げ出して座る少女。その手には、ページが開かれたままの分厚い本。

そんな彼女に近づき、じっと顔を見つめた。


——やっぱりな。





「久し振り……






…アリア」





赤い瞳が、俺を映した。




——【別人との再会】end
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