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蒼い恋

第1章 嶺帝学院



職員室に行き、先生からの説明を受け

私は新しい教室に向かう

入学式は一週間前に終わっていて私は途中入学状態

本来ならば1つ上の学年に居るはずなので、少し1年生のクラスに入るのは抵抗があったが仕方ない

入学してすぐ停学になった為、私の事を覚えている者はほとんど居ないだろう


教室に案内され、適当に挨拶を済ませ、私は席に座る

周りの人は変な時期に入学してきた私を見て不思議そうな顔をする

私はその痛いほどの視線に微笑を浮かべ

軽く首を下げる


そのまま一時間目を受け、休み時間に入るともはや周りの人は彼女の事を気にしなくなり、気さくに話しかけてくれる

私は少なからず嬉しかった

自分が普通にここに座り、友達と話をする

こんな当然な事さえも新鮮に感じてしまう

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