第6章 カズミシティに到着
私が到着した頃にはマグマ団はお縄についている頃だった。やけにボロボロで涙目。まぁ、食べ物の恨みは恐ろしい。私はまだ憤慨しているふたりに冷めたお好み焼きを差し出した。二人はそれを一心不乱に食べた。
「ありがとう! お礼がしたい! 離れにある私の家まで来てくれ!」
誰かわからないそのお爺さんは二人にそういうとどこかへ行ってしまった。誰?
「…………あっ、あの人ハギ老人っていうんだって………ほら、あの船の持ち主だよ」
ふーん。それより先に進もうよ。しかし私はこの後衝撃な事実を聞かされるのだった。