第1章 出会い
「荷物置いたらリビング来てください。」
とふわふわ君に言われたので、
私は自分の部屋に持ってきた荷物等を置いて
リビングへ足を運んだ。
「えっと、」
そこには男の子が二人。
先程のふわふわ君と
黒髪眼鏡…さん。
「はじめまして。」
眼鏡さんが発した。
「あ、はじめまして。最上 美桜です。よろしくお願いします!」
なんともベタな挨拶だと
自分でもひしひしと感じる。
「僕は霧島 結仁です。で、兄の玲音です。」
と、ふわふわ君は自分と兄まで紹介した。
眼鏡さんは頭を下げると
じゃあ、といって自分の部屋であろう場所に入っていった。
「………なにあれ」
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