第1章 出会い
咄嗟に言ってしまった。
しまったと思いふわふわ君を見ると
笑ってる……?
「ごめんね、兄はあんな感じなんです(笑)」
聞いてみると、
あまり人と関わらないタイプらしく
今もふわふわ君が連れてきたらしい。
「なんか大変だね(笑)」
よく分からないが所詮他人事と思った。
一緒に暮らしていくが
別に支障はないと思った。
最悪ふわふわ君を通せば話もできる。
「えっと、結仁くんはいくつ?」
眼鏡さんの話はやめて、
ふわふわ君について尋ねる。
「今度高校一年です。」
「そうなんだ!楽しみでしょ?」
「美桜さんと同じ学校行くんです。」
「え?」
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