第6章 免許2
「おー食べたで~美味しかった」
「ほんまー?ほんなら後で一緒食べよ、すばやん」
渋「お~半分こなー」
「えー?たっちょんには聞くだけー?一緒食おー言うてくれへんのん?」
渋「お前一人で食えるやんか」
「せや。わたしらは1人じゃ食べきれへんねん」
2人とも俺に抱きつきながら俺をのけもんにするかのように「ねー?」と首をかしげあっている。ずるいなあ…。
丸「大倉!ほんなら俺と食べる?!」
トイレに行ってた丸ちゃんが戻ってきて俺らの格好を見ると「自分も!」とでも言うかのように飛んできた。
「や、丸ちゃんも一人で食べれるやんかw」
ケラケラと霄が笑う。霄の笑い方が好きや。おしとやかぶるわけでもなく、ガサツでもなく。
ケラケラとコロコロと笑う。俺まで楽しくなる。
横「大倉も丸もまた太るで~」
「横山くんには言われとうないわwww」
村「太ったら俺がコーチしたろか」
「「「勘弁して」」」
太りやすい3人の揃った声にみんなで笑った。
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ツアーがついに始まり、MCになると、蒼生の免許の話になった。
「こん中でわたしのやつ見てるー!って人どれくらいおるん??」
蒼生が手を上げると、それに合わせて会場でも手が上がった。
横「おーおるおるやっぱ。ありがとうございます〜」
大「どんな感じで見てんのん?下手やなーみたいな?」
大倉の発言に会場が笑う。
「ちょおい!失礼だなたっちょん!しゃーないやろ!!」
錦「せや!下手くそやねんぞ!」
「フォローちゃうんかい!」
安「もぉw喧嘩せんとってw」
いがみ合う2人を安田が止めるという光景に会場がまた笑った。
横「楽屋でもねー合間合間で勉強してはるしなぁ頑張るよなぁ…なあ?」
「ええ、頑張ってますよ~やるからにはね、ちゃんとやらんと。」
丸「村上先生だけは怖いからな、頑張らなな」
大「丸の顔まじやんw」
既に恐怖を味わってる丸山の本気の顔。
村「あれはああなるやろ。熱血教師や」
「でも渋谷先生と錦戸先生も怖いで」
なんでや!と2人が反応した。