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8←1→8【KJ∞】

第6章 免許2





丸「あー!!!!待ってー!!!!」





その後ろから丸ちゃんが大声を出してバタバタと追いかけてくる。






*******




横「毎回誰かしらああやってついて行けたらええねんけど。」

村「せやんな〜」

錦「大体収録も誰かしらおるから大丈夫やと思うんけど…」

大「なるべく1人にせんようにせなな」

安「こういうときはまだピンでの仕事なくて良かったわぁて思うわ」

錦「あ、でもドラマは…」

安「あっ、そっか…霄も結構ドラマのオファーあるからなぁ…」

村「それぞれの仕事のスケジュール、連絡しあおうや。マネージャーだけに任せてても俺らが把握出来てへんやったら意味無いわ。」








そう言って、「うん」と互いに頷き合い、蒼生を守る決意を固めるメンバーであった____















*******




「ほんまに待っててくれたんや~」

渋「当たり前やろ」

丸「逆になんで帰ってるかもっていう可能性を考えてたんw」




ようやく授業が終わり、蒼生がカフェスペースに行くと渋谷と丸山が向かい合って座っていた。



「ほんまありがとう」

渋「ん。」

丸「ほんなら帰ろっか~?車やなくてごめんやで?」




丸山の言葉で渋谷も席を立つ。

渋「丸の運転やったらそれはそれで無事には帰られへんのとちゃう」

「確かに」

丸「それもうそやなぁ」


「あはは~」と笑う丸山に渋谷と蒼生は「否定せんのかい」と突っ込んだ。





「でもこうやってゆっくり帰るのもいいね」


駅に向かいながら蒼生が口を開く。



丸「せやんなぁ」

「でも帰ったら1人ってのが寂しいんだよねぇ」




もちろん、上京するにあたって、蒼生も一人暮らしをするようになった。
最初はメンバーや他のジャニーズたちにも反対されたのだが、どうしてもと聞かなかった。




渋「ん?それはつまり家に来おへんかって誘ってるん?それとも家に行きたいって言うてるん??」

「んんんん…そうじゃないけど…そうかもしんない?」

丸「どっちやね~ん」

「だってー…寂しいんはほんまやもん」



ちぇ、ちぇ、とわざとらしく口で言う蒼生は地面を蹴るようにして歩く。











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