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8←1→8【KJ∞】

第6章 免許2





横「霄、今日からやろ?本免の授業」


「おん!」




楽屋で帰る支度をしていると、よこちょから声をかけられた。




「今日は座学だけだけどね」


渋「あっこ、カフェスペースあったやんな?」

「ん?あるけど…?」



すばやんがバッグを肩に引っ掛けながら近づいてくる。


渋「ほんなら待っとくわ」


「んんん????」


渋「何個受けるん」

「2個」


丸「あー!ほんなら俺も〜!俺も待ってる〜!!」




バーン!と効果音がなりそうな勢いで丸ちゃんが飛んできた。



「えっ?えっ、なして??」





なんでそんな過保護??
ていうか最近、メンバーがいつもより過保護になってる気がする。
しかも、メンバーだけでなく、他のグループの人たちも過保護な気がする。





村「なしてって…そらぁ、お前がストーカーされてるからやろ」



「あ、あぁ、あれね…」





そう、最近ストーカーされてます。
今のところなんも被害ないし、今後もそんなヒートアップされないと思うんやけど…



「大丈夫だよ~ストーカーって言ってもちょっと待ち伏せされてるとかだし…今んとこ、家までついてこられたりとかないし。」



渋「あかん。その心構えがあかん」

錦「せやせや。一緒におってもらえる時に一緒におってもらえ!」




眉間にシワを寄せて首を横に振るすばやんに亮ちゃんが後ろから加勢する。



「えぇぇぇ…でもみんなも仕事あるじゃん。」




なのにわたしのことで寝不足とか体調不良になられても嫌だ。


それに……



「それにもし、何かあったとして、わたしと一緒におった誰かが怪我したりとかあったら嫌やん。絶対嫌」



わたしが怪我するだけなら、実害としては痛いかも知んないけど、私以外の誰かが怪我するとなっては心が痛い。





大「それは俺らもそうやねんて。霄が怪我したら俺ら仕事どころやなくなるわ」


「え、それは仕事して…」


ドタキャンとかしたら仕事なくなってまう。



安「そんだけ、俺らにとっても霄が怪我したら嫌やってこと!」




「う〜ん……」



渋「おら、はよ行くで。」




渋るわたしの腕をすばやんがグイグイと強引に引っ張っていく。








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