第3章 免許
安「みんなでしたい気持ちはおれも一緒やなぁ」
そう言って、安田が霄の頭を撫でる。
錦「断る理由もないしな」
大「でもたっちょんは寝てたいで」
「たっちょんすぐそんなこと言う。」
ぐにぐにと怠惰な末っ子の頬をつまんで回す霄。
「やめてぇ〜痛い~」と言いながらも構ってもらえるのが嬉しいのか、大倉の顔は笑っている。
渋「ほんなら霄、」
「うん?」
渋「はよ取れ。待っとったるけど、はよせな乳揉むぞ」
渋谷が真顔で言うと、
「何としてでもすぐにとります」
と胸を隠すようにしながら、
霄が決意を新たにした_________
(渋谷が村上にスパァァン!と頭を叩かれたのは言うまでもない)