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8←1→8【KJ∞】

第3章 免許



*******




村「村上信五です!」

渋「渋谷すばるです!」

「蒼生霄でーす!!」




村「と、いうことでですよ。」

渋「何がですか」

村「www分かってるでしょ、あなたwww」

渋「分かってないよ!そんな、霄が免許取るために自動車学校に来ただなんて!」

「言ってる言ってるw」




ハァッ!という顔をしてあわあわするフリをする渋谷。



村「まぁ、渋谷さんが言いましたけどもw蒼生さん、どうですか」

「ど、どうですか?!どうもしないですよ!」

村「なんで。今どう思ってるかですよ。免許取ることに関して。」

渋「どうなん。緊張とか」

「うーーーん……」




腕を組み、悩む霄。




「とりあえず今眩しいですね。」


「「おいwww」」



眩しそうに手を翳し、眉を顰める。



渋「確かに眩しいな」

村「ええ天気やな」

「でしょ?」



いいから早く紹介に行けというカンペが出された。



村「ああ、急かされてもうた。ほな、霄の指導員の方を紹介しましょ」

渋「あちらの方ですね」


村「指導員の高瀬さんです〜!」

「よろしくお願いしますっ」

『お願いしますー』

渋「あれ」

村「ん?」

渋「高瀬さん、指導員歴何年ですか」

『え~…20年くらいですかね』

「おお…すごい」



高瀬さん、なかなかのベテランさんのようです。





村「それでですね、密着なんですけども、僕らの身を守るためにですね」

渋「はいはい?」

村「同乗は、しません」

「えっ、そうなの?」

渋「じゃあ俺らどうすんねん。帰る?」

「何しに来たの感すごいよ??」

村「帰らへんよ。僕達は別室で見てます」

渋「と、いうことは??」

村「カメラを車内にも設置します。ほんでもって外からも撮ります」

「ひぇ〜〜豪華〜!!」

村「確かに豪華やねんけどwww蒼生さん、分かってます?w」

「うん?なにが?」

渋「アホの子や」

村「あなた、撮られてるんですよ」

「え?」

村「教習中、ずっと撮られてるんですよ。先生に注意されてるとこも、集中しすぎてアホっ面になってるとこも」



村上にゆっくりじっくり説明される霄。







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