第3章 免許
「へっ?免許?」
マ「はい。蒼生さんが運転免許を持ってないということで、じゃあ取得まで密着!っていう企画が上がりまして…」
曲収録のため、集まっていたスタジオでマネージャーが言った。
マ「デビューしたてでまだてんてこ舞いなとこもあるとは思うんですけど…これでまた知名度が上がるかもしれないし…」
横「霄が免許??とるん??」
スタジオ内にいたメンバーが話に参加してきた。
渋「大丈夫なん?」
村「やる時はやるけど…霄が運転なぁ…」
錦「乗りたくないな」
「ちょ!亮ちゃん?!ストレートすぎるよ??」
どうやらメンバーは霄が運転という所に不安が…。
丸「霄ちゃん、器用なようでぶきっちょさんやからねぇ」
控えめに丸山が言う。
「丸ちゃんまで!!」
安「霄、意外にというかやっぱりというか…抜けてるから…」
ポンポン、と霄の頭に手をやる安田。
「既に慰めに入るのやめて」
大「霄は?やりたいん?」
「うーん…なんだかんだでわたし自身、運転って言われても全然自信ないけど…」
「でも…せっかくそういう企画の話が持ち上がってんならやりたい、かな…関ジャニ∞としても、デビューしたてで『これから』だし…。もっといろんな人に、いろんな所、知って欲しいし。」
マ「じゃあ…」
「うん。やる!やります!」
グッ、とガッツポーズをする。
「蒼生霄、運転免許とります!!」
「「「「「「「おおお〜」」」」」」」
パチパチと拍手を送るメンバー。
横「いっちゃん最初に霄の運転の犠牲になるのは?」
「犠牲って言わないでよ!!」
こうして、
関ジャニ∞のホワイトさんの闘いが始まった_______
(皆、わたしの『ハジメテ』欲しくないん?)
渋(やらしい言い方されたら立候補したなるからヤメロ)