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【暗殺教室】君が好きになるまで

第3章 正夢リヴァイバル


『あー、切る前にひとついい?』


母からスマホを返され、そんな言葉が飛んでくる


「なに」

『俺ね、今日雪乃の好きなミルフィーユ食べてから帰ってきたよ』

「…………くたばれば良いのに。それからもう帰ってこなければ良いのに」

『残念だったね、ばーか』

「バカは風邪引きません」


ていうか何で報告しやがった

嫌味か、嫌味なのか

私だって食べたかったよ!

どんな嫌がらせなの!?

普通に言葉よりも悪意があったよその行動!



「なんで報告したの」

『悪意90%で自慢10%の気分で』

「……もうあなたと口を利きません。絶交します」

『今も対して半分絶交してるようなもんでしょ』

「いちご煮オレ奪ったの寝に持ってるんでしょう。そうなんでしょ……!?」

『当たり』


このやろう……

今度からはもっと高いものを正規ルートで奪ってやろうか


「切りますよ。マジで。本気で。イライラして頭痛くなってきたので」

『そりゃよかった。じゃーねー』

「はいはい、さようなら」


ブツ……!と苛立ちげに切り、布団に潜り込む


ズルい、電話にしたのこれ伝えるためだったな


「……最悪だ」


私も食べたかった…………うぅ

恨みのような悲しみのような感情募るいつも通りのカルマとの会話だった
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