第3章 正夢リヴァイバル
「わお、全面スクリーンだ」
「はい!これで皆さんとよりお近づきになれます!」
おーおー、表情も豊かになっちゃって
全身見えてるからもっと感情表現の幅が広がってる
「殺せんせーが改造したの」
「?ご存じなので?」
「あ……えっと、ごめん。改造した、の?」
「疑問文でしたか。はい、殺せんせーによる改造を受けました」
「そうなんだ。こっちの方がいいね」
「ありがとうございます!間宮さん!」
果たしてこの子の親御さんは何を言うのやら……殺せんせー、そういうところ考えてないからな
たぶん、この子の暗殺概念には手を加えてないと思うけど……
そんなことを思いながら、席に着くため振り返る
「!」
「うわ、でか……」
「あ、おはよう、カルマ君。なんか殺せんせーが協調性を持たせるために改造したみたいだよ」
「ふぅん……労力惜しまないねぇ」
カルマ