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【暗殺教室】君が好きになるまで

第3章 正夢リヴァイバル



「やるのは大切なことよ。はい、やってみて」

「えぇー…………どうして」

「どうして?よ」

「練習始まってたの!そのどうしてはそういう意味で言った訳じゃないのに!」

「ほら」

「うっ…………どうし、て……?」

「もう少しよもう少し」

「どうし、て?」

「区切らず」


なにこれデジャブ……

なにを私は調教されてるんだろ

首傾げれば良いじゃないですか


「……どうして?」

「首もかしげてごらんなさい」

「なんでよ…………どうして?」


疑問に思いながら首もかしげる

そうすると狭間ちゃんが名前に似つかわしいキラキラとした表情で、狭間ちゃんには似つかわしくないガッツポーズをした

え、なに


「これは兵器よ。これで本校舎のやつらも皆落として中間の仕返しを…………」

「あ、もしかして私ヤバイ人にヤバイ練習させられちゃった感じじゃない」

「語尾!」

「じゃない!?」

「首!」

「わぁぁ!もうやだー!!」


なんかもうそんな険相されたらこっちは涙目ですよ!?

暫く狭間ちゃんとそんなやりとりをしていると、E組生徒数名が団体様で教室に入ってくる


「おお、間宮たち、はよー」

「珍しい組み合わせだねー」


「ま、前原くん……倉橋ちゃん」


組み合わせはそちらも珍しいと思う

いやまあそれはさておき……

こうなったら先頭二人に助けてもらうしかない



「助けて?」



あれ、私今言えた?

疑問符つけて言えたんじゃない?


「は、狭間ちゃん!ありがとう!」

「そう!その調子よ!」


ひしっ!という効果音が付きそうな感じで互いに抱き合う

そのころ一方、先頭の方々は



「……え、私今ちょっと雪乃に惚れそうになっちゃった」

「耐えろ倉橋、お前は女子だ。俺はもう終わったけどな!!ちくしょう!」

「ねぇ二人とも、良いから教室入ろう?後ろ詰まってるよ?」

「うわぁぁん、私男の子になりたかったー!」

「何事!?」



色々なんだか終わってたらしいが今日は平和な一日になりそうだった
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