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【暗殺教室】君が好きになるまで

第2章 持続性スリープ


八時を回る頃になるとその機械は起動した

いやそれまではよかったんだけど……



「攻撃を開始します」




「げ……」

ほぼ隣に位置する私はその合図でもうわかってしまったので……


 
「なんでこいつは俺の後ろに隠れてんだよ!?」

「いやー、ちょっとかくまっといてよ寺坂くん。あんなのまとなりじゃ死ぬ」



一回目の攻撃で懲りた


「だからってカルマ居るだろ」

「やだなー、寺坂くんの方が図体でか……「うるせーよ!!」……まぁ的になるじゃん」

「的かよ!?」


的だよ

それに、赤羽 業はめんどくさいこと好きじゃないし

まぁ悪戯には努力を惜しまないけれども

第一なぜあんな嫌いなやつに


「間宮さん!席に着いてください」

「授業続行なの……これで」

「リスニングということで」


なるか

不満を感じつつも席に着く

まぁ、授業にはならないのでほぼほぼ耳を塞いでたけど……



「これの片付けめんどくさいんだよな……」



自動清掃機能ないのかな

ていうか、よく弾丸尽きないよね


「……逃げよう」


うん、それがいい

常習犯ではないから免除のはず


いやむしろ一人くらいいなくてもこんなに先生大変なんだからバレない



そう思い、昼休みを気に逃げ出す覚悟を決めたのであった
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