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【暗殺教室】君が好きになるまで

第2章 持続性スリープ


カルマの言葉は難しい

嫌ってるはずなのにそれが軽減させられる場合と、増幅させる場合

それは、彼の言う通り……彼の中に私が何人もいて、嫌いな時とそうでないときがあるから、なのか


「……楽屋で一人…………仮面をはずして」


それは今の状態のことを言ってるのかな

誰とも会話してないときだから、何も気配る必要がない

でもそれはそうとして……私からそれを取ったら前のままになるんじゃないのか

常に誰かと居なければ良いってこと?

そうしたら、カルマが言ったように人形にならないってことか?



「難しい……」

「何が難しいの?」

「赤羽 業とのゲームが…………って」



神崎ちゃん!?



「なんのゲーム?私で良いなら手伝うけど」

「え、あ……」


なんか神崎ちゃんウキウキしてません?

ゲームに関してなんだか喜び感じちゃってません?

確かに修学旅行でプロ並みのことやってたけど

しかもいつもの笑顔で


「え、と。何て言うか……心理ゲームというか、人生ゲームって言うか……サバゲー…………?」

「?」

「いや、あのー…………リアルゲーム的な」

「そんなゲームあるの?」

「あ、はは……」


やばい、これは……


誰か助けて


どうごまかそうか内心涙目になっているとき、救済処置が落ちてきた


「その子の画像送って貰ったんだぜ!」

「おお」


「「?」」


岡島くん、テンション高いね

でもお陰さまで神崎ちゃんの興味を反らせれたよ


「転入生のやつかな」

「うん、たぶんそれ。そういえば来るんだったっけ」

「女の子かな?」

「岡島くんのあの反応は女の子じゃないの」



いま思ったけど

岡島くんって情報力(好きなことへの執着心)すごいな
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