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【暗殺教室】君が好きになるまで

第2章 持続性スリープ


「さぁ!皆さん!テスト勉強をしますよー!」


そんな先生の声で始まったテスト勉強

何故か一人ナルトが紛れてる始末……

先生疲れないかそれ……一人一人マンツーマンとか

プラス外で一体休ませてるとか


「元気ですねぇ……殺せんせーは」

「ふっ、基本性能の違いといってください」


どやるな、カッコつけるな

全員一斉に攻撃しかけるぞ

などと考えながら私は苦手教科である理科に勤しむ 


「間宮さんは不真面目に見えて真面目ですね。ノートが綺麗です」

「嫌みですね。わかりました。寝ましょう」

「にゅや!?寝ないでください!」

「寝ませんよ」


流石に完全寝落ちじゃなきゃ授業中には寝ない

しかも、昨日は寝れたから眠くないし

そんな茶番はあったけど、無事テスト勉強は終わりを告げた


「間宮ー、お前国語得意だろ?ここ意味わかんねぇんだけど」

「前原くん、そういうのは殺せんせーに聞こうよ」

「聞く前にブラジルにサッカー観戦に出掛けたんだよ!」

「なるほど」


お散歩感覚で行けるって良いな

そう思いながら、肩に掛けた鞄を下ろして席につく


「この”嫌い”の品詞」

「嫌い…………」


嫌い、嫌いか

慣れすぎてて、逆に言葉につまってしまう


「間宮?」

「ううん、なんでもない。えーとね、これは文によって変わるの。貴方が嫌いです、なら、形容動詞。貴方を嫌います、なら、動詞の連用形……みたいな感じで」

「おお!そういうことか!助かったぜ」

「いえいえ、国語オンリーの学力ですから」

「いやでも流石だな!さんきゅー」

「うん、ばいばーい」


ひらひらーと手を降って、また鞄を持つ

えーと、渚はー……


「間宮さーん、帰ろー」

「渚、うん。帰ろう」


渚も話し込んでいたようでまだいた

よかった、一人で帰るよりも他の人と帰った方が楽しいし

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