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【暗殺教室】君が好きになるまで

第10章 未来的アナザーエンド


その日の晩御飯では

明るい笑い声が響き渡った

三年ぶりの皆でのご飯

色んなことを話して

色んなことを聞いた

一番驚いたのは、カルマと私のお父さんが仲良くなっていたこと

前からカルマはお母さんのことを好いてはいたが

お父さんに関しては格闘ゲームという共通話題に気が付いてからはぐんと仲良くなったらしい

カルマが泊まるのも流石に三年目ともなると恒例行事だそうだ


「カルマ君、いちご煮オレ買っといたけど、飲む?」

「あぁ、貰います。ありがとうございます」

「なんだか、カルマはうちの子みたいだね」

「間宮 業って名乗ろうかねぇ」

「違和感しかない……やっぱりカルマは赤羽さんでお願いします」


晩御飯も終わり

お風呂にも入った私は

のんびりと過ごす

ソファーでくつろぎながら

こんなにのんびりと過ごすの、久しぶり

ふぅー……と息をついて

タオルを被ったままココアを飲む


「はぁ……おいし」

「髪、乾かさないと風邪引くよ」

「もう眠くて」

「そういうとこあるよね。ほら、おいで」


促されて

私は彼の隣の椅子に座る

頭に被っていたタオルの上から、丁寧にタオルドライされた
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