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【暗殺教室】君が好きになるまで

第10章 未来的アナザーエンド



「……あれ」

「ん?」


机の上には大小それぞれの箱や袋

入ったときに気づくべきだったんだろうけど

丁度ベットと反対側だったから気付かなかったらしい

近付いて、一つ手に取る

郵便物のようなものではなく

ラッピングされた綺麗な箱


「……これ、カルマが来たときからあった?」

「あったよ」

「何か知ってる?」

「中身のこと?それ自体のこと?」

「中身って……中身知ってるの?」

「知ってるよ」

「なに?」


聞くと

カルマは体を起こし耳を指差した


「それはイヤリング。月と猫の」

「これは?」

「赤いマフラー」

「……全部わかるの?」

「わかるよ。だって、そのプレゼント、全部俺が雪乃にあげたやつだもん」

「……え…………嘘」


あっさりと白状するカルマに

疑問の文字が耐えない

数だけ見ても、誕生日だけの量じゃない

クリスマスとか他の行事も入ってる量だ


「どうして」

「どうしてだろうね……俺も寂しかったんじゃない?雪乃が居なくなって」



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