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【暗殺教室】君が好きになるまで

第8章 期待値アンサー


うぉう……

この人やりかねないから怖い……


あはは……と苦笑いで首を振る

「やらないよ。そんな岡島くんが死んじゃいそうなこと」

「本当に?確かに岡島が生死をさ迷うことになるのは合ってるけど」

「それってきっと岡島くんが鼻血で死ぬか、カルマに殴られるかの生死だよね」


いや実際はやらないだろうけど

とりあえずやったらやったで不機嫌さで怖い


「それより、私カルマに話したいことがあるんだけれど…………」

「ん?」



……でも、これは…………

今言うべきじゃないのかもしれない




「…………なんでもない。またにする」

「あっそ。あー……眠っ」

「帰ってからたくさん寝てください」

「30分寝てから帰るよ」

「えぇっ…………」


それって私予想通り30分間ここから動けないんだけど


「カルマも怪我してるんだから戻って手当てしてもらいなよ」

「あぁ、確かに口の中が血の味するわ」

「ほら、だから……」

「わかったよ。戻る戻る」



起き上がった後ろ姿を眺めて

私の瞳は暗がりをうつした



前にも言ったから

カルマはきっと頑張れって言ってくれると思うけど

それが確定してしまった今……

私の心が揺らいでる


あの夏休みの頃とは違うんだ

"別れ"が近づくにつれ

決意が揺らいでくる




「…………止めてくれたら……どんなに嬉しかったかな」





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