第7章 告白コンプリート&キャプチャー
体操服に着替えてカルマと一緒に皆のところへ
「やっぱ全員ジャージなのね」
「全員の私服2日分考えんのエグ過ぎるしねー」
不破ちゃん……
お馴染みのメタ発言を頂いた後、海の方へ目を向ける
そこでは不眠不休で働く烏間先生の姿
「すげえよな。あと10年で俺達あんな超人になれんのかな」
なれる人もいるかもしれないし、いないかもしれない
でも、それぞれすごい人にはなれるんだろうな
「まぁ、殺せんせーを殺さなきゃ……10年後もないんだけどね」
そう呟くと、大きな爆発音
皆薄々わかってたことだけど……
やっぱり
「にゅるふふふ。先生の不甲斐なさから苦労を掛けてしまいました。ですが皆さん、本当によく頑張りました」
殺せんせーは……殺せないや
だけど悔いてるよりも今は……
旅行の続きを満喫するとしよう
「雪乃ー♪ちゃーんと、着てきたでしょうな」
「わっ、な、中村ちゃん……くすぐったいって……!着てる、着てるから!」
「よしじゃー、脱げー!!」
「うわぁぁあ!?」
ジャージを脱がせにかかる中村ちゃんから逃れることは出来ず
最終的には脱がされ、水着が現れた
「うぅ……別に自分で脱ぐのに」
「脱がなそうだったじゃない。さぁほら、海へゴー!!」
「ええぇぇ!?」
泳げませんが!?
浅瀬でお願いしますよ!?
ばしゃばしゃと先人組の倉橋ちゃんたちに合流し
それでも私はこのリゾートでの海を楽しんだ