• テキストサイズ

【暗殺教室】君が好きになるまで

第6章 心理的ザ リーズン


「雪乃、カルマくんと一緒じゃなくて大丈夫なの?」

「大丈夫大丈夫。ご無沙汰迷惑も大概にしたいし」

「それはわかるかも。でも、私じゃもし雪乃が水に落ちちゃったら助けてあげれないからさ」


律の合図が来るまで、少しだけ会話する


「完全に泳げない訳じゃないから大丈夫だよ。毎回毎回カルマと一緒だから、ペアリングが出来ちゃったかな」

「私は二人とも自然体で楽しそうだからいいと思うけど……雪乃ってカルマくんと喋ってるとちょっとだけ、幼い口調になるよね」


おお……?

それは自分でも初知りだ

ふいに気が抜けちゃってたのかな


「それに、雪乃と居るときのカルマ君って、いつも以上に大人しくて優しい気がするの」

「気のせいだよ。私、怒らせてばっかだよ?」


嫌いあってた時期も、苛立たせることは多くあったのだし

今でも迷惑はたくさんかけてる

優しいと思うのは私が迷惑をかけすぎてて、それを解決させてるせいだ

苦笑いをすると、エンジンを掛けた茅野ちゃんがにっこりとわらう




「雪乃だけだよ。カルマくんに慰めてもらったのは。もっと威張っちゃえ」




その笑顔と共に、律の合図が響いた
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp