• テキストサイズ

【暗殺教室】君が好きになるまで

第5章 重要性プレイス


「中村ちゃん、お先においとまするよー」

「わかった。気を付けるんだぞー」

「はーい」


着替えが早く終わって、私は皆より先に出た

パタパタと襟元を扇ぎながら、歩を進める


夕方いえど……まだこの時間でも暑いなぁ……

あんまり暑いのって好きじゃないんだよな

汗かくし、なんか体力減るし……なにより衣服で調節できないのが尚辛い


はぁ…………私きっと沖縄とかで暮らせないタイプの人間だ


脳内で自分に呆れてると、自分の耳が音を拾う



パキ……



木の枝……?

いったい誰が……


草木を避けて音のした奥に進むと……




「!?」

「やぁ、さっきはどうも間宮さん」

「なん…………んん!?」




なんだ……この香り

薬品……か


それを理解したときには、私の瞼は落ちていた





「いい”材料”が手に入った」
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp