• テキストサイズ

【暗殺教室】君が好きになるまで

第5章 重要性プレイス


久しぶりに寄り道せず家に帰って、即行でお風呂に入る


「はぁ……」


なんてことしてくれる

体に無害かもしれないけど……なにかもわからないものを掛けられていい気分でいられるわけがない

ごしごしと体を洗って、髪の毛も二回通りほど洗う


枝毛ができたら恨むぞおい……

もし私が直撃回避してなかったらどうなってたと……


不機嫌に泡を流して、湯船に浸かる


「雪乃ー!あともう少しでご飯だからねー」

「はーい、わかったよー」


響く声で返しながら瞼を閉じた

そうか、今日はお母さんもお父さんも早いんだった

久しぶりだな、三人揃ってご飯

早めに上がって食べないと……


ザバァ……
 


「………………」



……おかしいな

皆で揃ってご飯なのに……なんだこの気分

……?

一人……?



寂しい……?



「いや……そんなわけ、ね」

呟いて、ふらつく





疲れがとれてない?

お風呂浸かったのに?

最近たくさん寝てるのに?





なんで?





寝てなかったときと同じくらい……もしかしたらそれよりストレス的な疲れがたまってる気がする


……生活習慣は……変わってないはずなのに

変わったと言えば……特にない



不信感を抱きながら、だけど両親のところへ向かわねばならぬので

私は体を叱咤した
/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp