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あーるじゅうはち Ⅱ

第2章 想い



どういう関係って言われても……
正直に言えるわけがない。
薬のせいとはいえ、恋人ではないのに身体の関係があるなんて。

「え…と」


思わない質問に思わず言葉をつまらせる。
それを一瞥した深琴くんはまあ、と言葉を続けた。

深琴「さんには、少なからず感謝してます。」

彼は日常的に敬語を使うのだろうか、先程から違和感なくずっと敬語で通している。

「え?」

深琴「女嫌いだった誠が少しずついい方向に変わっていっていると思うんです」
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