第2章 想い
誠「ついでって、というか俺らも行くの!?」
「わ、私も?」
深琴「会ってもいいけど、それが条件。」
深琴くんからすれば優菜は全く知らない人。
二人きりで会うというのはなにかおもうところがあるのだろう。
深琴「あと…さん、このあと少しいいですか?」
「?いいけど…」
なんだろう?
深琴「誠はリビングにでもいて」
深琴くんが誠をちらりと見ていう。
それに対して誠は不満そうな声を漏らしながら席を立つと、
こちらを伺うようにして部屋から出ていった。
それを見届けてから私は深琴くんと改めて向き合う。
深琴「それでー……さんは誠とどんな関係なんですか?」
「!」